愛しい人はただ静かに眠る ポツポツと窓に当たる雨の音が聞こえる 白いベットに横になっている人の手を取って、沖田は跪いて顔を伏せていた 隣で立っている土方が何か言っているが沖田は聞く耳を持たず、ただ黙って強く手を握り締める 山崎は優しく肩を撫でるが、やはり顔はシーツに押し付けたまま身動き一つしない 消えていく体温に沖田は声を殺して涙を流した さよならが怖くて言えないんだ